目次
●ClipStudioPaint
ComicStudio4、ClipStudioPaintのブラシ素材は
自然物や効果を手早く描くには欠かせないツールです。
ブラシ素材なくして背景作業の効率化は図れません。
しかし漫画の作風は様々で、既存のブラシ素材では線が太すぎたり細すぎたりと、
いざ使ってみたら自身の作風に合わないケースも多々あります。
「せっかく購入したブラシ素材が無駄になった…」
という悲しい事態を防ぐため、このページでは素材の様々な線幅修正の方法をご紹介します。
※以下の方法はブラシ素材に限らず背景素材、3D素材にも応用可能です。
全体の線幅を手軽に変える方法(ClipStudioPaint)
この項目では最も手軽な修正方法をご紹介します。
線に大きなこだわりがない場合はこの項目だけ抑えれば十分です。
大半のブラシ素材にはこのような白地が入っています。
この白地は作業の効率化にとても効果的です。
線幅を修正するにはこの白地を取り除く必要がありますが、
同時にこの白地は残したほうが得策です。
これらを同時に解決するのは簡単です。
レイヤーを複製し、複製したレイヤーを編集すればOKです。
元のレイヤーはいったん非表示にし、複製したレイヤーを編集していきます。
編集タブから輝度を透明度に変換を選択すると、
白地がきれいに消えて線画のみになります。
線画を更に編集していきます。
フィルタータブからぼかし→ガウスぼかしを選択します。
ぼかしの数値が高いほど後の作業で線が太くなります。
ここではブラシ素材の一般サイズに合わせて最小値の2.00を設定し、
OKボタンを押します。
次にぼかした線画の表現色を変更します。
レイヤープロパティパレットの表現色のタブからモノクロを選びます。
見るも無残な姿になりましたが心配ありません。
ここからアルファの閾値という項目を調整します。
アルファの閾値を下げると線が一気に太くなりました。
下げれば下げるほど太くなります。
閾値をあげると線が細くなります。
この過程を踏むことで、
既存のブラシ素材の線幅、印象をカンタンに変えることが出来ます。
※修正前(上) 修正後(下)
元の線画が邪魔になった場合は(元レイヤーをCtrl+左クリックで選択範囲をとり)
白で塗りつぶせばOKです。
修正が済んだら線画を白地と結合し、作業は完了です。
仕上がりが気になる場合は印刷してみましょう。
※まとめ
・線画をガウスでぼかす
・モノクロモードでアルファの閾値を利用する
線を太くする・輪郭線
この項目ではブラシ素材の輪郭線のみを修正します。
輪郭線の太さで素材の印象はガラリと変わります。
まずは最も簡単な方法です。
レイヤープロパティパレットのプルダウンから境界効果にチェックを入れます。
フチの色を黒にし、フチの太さをを調整していきます。
フチの太さを調整すると、輪郭線の幅を自由に変えることができます。
白地を残したまま手軽に輪郭線を変更できる、非常に便利な機能です。
次は線幅修正機能を使った方法です。
こちらも白地が入ったブラシ素材をそのまま編集していきます。
フィルタータブから線画修正→線幅修正を選択します。
※この作業はラスターレイヤーでのみ行えます
指定幅で太らせるを選択し、OKボタンを押せば完了です。
このように白地が入ったオブジェクトで線幅修正を行うと
輪郭線のみが太るので、とてもカンタンです。
選択範囲で特定の場所を囲めば部分的な修正も可能です。
輪郭線の太さを調整したい場合はベクターレイヤーを使います。
該当レイヤーを右クリック、
もしくはレイヤータブからレイヤーの変換を選択します。
プルダウンからベクターレイヤーを選択します。
白地入りの作画をベクターレイヤーに変換すると、
自動的に白地が消滅してしまいます。
白地を残すため、
元のレイヤーを残すにチェックを入れてOKボタンを押します。
変換が完了したら白地の入った元レイヤーを上に、
線画のベクターレイヤーが下になるよう並べ替えます。
ベクターレイヤーに変換すると線画が太くなるので、
白地の後ろから太くなった線がはみ出している状態です。
線幅修正ツールを選択し、補正したい部分をなぞれば
輪郭線の線幅を自由に変えられます。
※ツールパレットの設定はセルシス公式サイトをご参照ください。
輪郭線がシンプルな素材ではこのようになります。
白地入りの元レイヤーを非表示にした状態。
輪郭線が細い素材や、
素材をポップな印象に変えたい時にも有効な方法です。
自分好みに線修正した素材をブラシ登録すれば
更に使い勝手の良いブラシに生まれ変わります。
※加工素材の二次配布は著作権違反になります。ご注意ください。
※線を太くする方法については目次より
「全体の線幅を手軽に変える方法(ClipStudioPaint) 」
も合わせてご参照ください。
※まとめ
・レイヤーの順序は白地が上、太い線画が下
線を太くする・全体
この項目では素材の線幅を全体的に太くする方法をお伝えします。
最も簡単なのはベクターレイヤーに変換する方法です。
元となる素材を用意します。
レイヤーを右クリック、もしくはレイヤータブから
レイヤーの変換→ベクターレイヤーをを選びます。
白地入りの作画をベクターレイヤーに変換すると、
自動的に白地が消滅してしまいます。
白地を残すため、元のレイヤーを残すにチェックを入れてOKボタンを押します。
ベクターレイヤーに変換すると自動的に線画が太くなるため、これで作業は完了です。
ただしこの方法には問題が2つあります。
1つはベクターに変換した線画はとても無機質で機械的であること。
もうひとつはサイズによって変換精度が変わってしまうことです。
下図はB4の原稿用紙をズームアウトしたものです。
青枠内がたった今作業した最大サイズ(99.90)、赤枠内が小さなサイズのブラシスタンプです。
では小さなサイズをベクターレイヤーに変換してみます。
原形をとどめない無残な姿になりました。
これではどう頑張っても使い物にはなりません。
そこでもうひとつの方法をご紹介します。
元となるブラシスタンプのレイヤーを複製します。
編集タブから輝度を透明度に変換を選択します。
白地が消え、線画のみの状態になりました。
Ctrl+E、もしくはレイヤータブから「線画にしたレイヤー」と「元のレイヤー」を結合します。
上が「元レイヤー」単体。
下が「元レイヤー」と「線画」を結合した状態です。
若干線が太くなっているのがわかります。
今度は線画を大量複製してみます。
ベクター変換と違い、ある程度の強弱を残したまま全体の線幅が太くなりました。
しかしここに罠があるので注意が必要です。
複製したレイヤーを結合すると線が細くなってしまいます。
画面上は太くなっていても、印刷結果にも反映されません。
結合済みの線が正しい太さの線になります。
そして線幅の変化は4~5回の複製までです。
それ以上は何度複製しても線幅に変化は見られません。
以下に「元画」・「1回複製→結合」・「5回複製→結合」の比較を並べてみます。
緩やかですがしっかり線が太くなっているのがわかります。
そして先ほどの小さいサイズにも同じ方法を試してみます。
先ほどのベクター変換と違い、自然な印象で線が太くなりました。
ブラシによってはサイズを小さくするとかなり線が細くなるものもあります。
この修正方法はそんな時に使える小技です。
また、自分好みに線修正した素材をブラシ登録すれば
更に使い勝手の良いブラシに生まれ変わります。
是非お試しください。
※加工素材の二次配布は著作権違反になります。ご注意ください。
※線を太くする方法については目次より
「全体の線幅を最も手軽に変える方法(ClipStudioPaint) 」
も合わせてご参照ください。
※まとめ
・ベクター変換で手っ取り早く
・小さいサイズ、高精度は線画複製→結合
線を太くする・部分修正
「輪郭でもなく全体でもなく、ピンポイントで線に強弱をつけたい」
そんな時に最も手っ取り早いのはやはりベクターレイヤーです。
まずは元となる素材を用意します。
レイヤーを右クリック、もしくはレイヤータブからレイヤーの変換→ベクターレイヤーをを選びます。
白地入りの作画をベクターレイヤーに変換すると、自動的に白地が消滅してしまいます。
白地を残すため、元のレイヤーを残すにチェックを入れてOKボタンを押します。
線幅修正ツールを選択し、補正したい部分をなぞれば輪郭線の線幅を自由に変えられます。
※ツールパレットの設定はセルシス公式サイトをご参照ください。
しかし小さなサイズのオブジェクトをベクター変換した場合、
著しく精度が下がるという弱点があります。
そこでベクターレイヤーを使わない方法を実践します。
元となるレイヤーと、太く修正した線画の2枚を用意します。
※・全体の線幅を最も手軽に変える方法
・線を太くする・全体、輪郭線 の項目をご参照ください。
2枚がピッタリ重なった状態で、線画は元レイヤーの上に置きます。
上に太い線画。下に細い線画と白地がある状態です。
手持ちの削りブラシやエアブラシを使い、透明色で線画を削ります。
下の細い線画が現れ、強弱がつきました。
マスク(赤枠)を使うと修正ややり直しに便利です。
↓ 全体を太くした線画
↓ 部分修正後の線画(毛先を重点的に補正)
↓ 元の線画
この方法は既存の背景素材や3DLT線画にも応用できます。
仕上がりの印刷チェックと合わせてお試しください。
また、自分好みに線修正した素材をブラシ登録すれば
更に使い勝手の良いブラシに生まれ変わります。
※加工素材の二次配布は著作権違反になります。ご注意ください。
※まとめ
・ベクター変換で手っ取り早く
・ 太さの違う線画を2枚重ね、一方を削る
線を細くする・全体
この項目では素材全体の線を細くする方法をご紹介します。
まずは元となるレイヤーを用意します。
フィルタータブから線画修正→線幅修正を選びます。
※この作業はラスターレイヤーでのみ行えます
続いて指定幅で細らせるを選択し、数値を調整します。
この数値が高ければ高いほど線幅が細くなります。
プレビューにチェックを入れれば変化を確認できます。
自分好みに設定したらOKを押しましょう。
選択範囲で特定の場所を囲めば部分的な修正も可能です。
上が修正後(数値0.3)、下が修正前の元画像です。
印象がかなり変わりました。
この方法は白地を残したまま行えるのでとても手軽ですが、
線幅が修正されるのは輪郭線のみになります。
次は全体の線幅を細くする方法です。
レイヤーを右クリック、もしくはレイヤータブの項目から元となるレイヤーを複製します。
編集タブから輝度を透明度に変換を選択します。
白地が消え、線画のみの状態になりました。
※この時元のレイヤーは非表示にしてください
※ブラシ素材の白地はあらゆる面で作業効率を上げます。
白地を残すためにも複製後の編集をお勧めします。
白地を含む元のレイヤーを非表示にして編集作業をします。
先ほどと同様にフィルタータブから線画修正→線幅修正を選び、
1ピクセルの線を残すのチェックをはずします。
※この作業はラスターレイヤーでのみ行えます
白地があった先ほどと比べかなり線が飛び、陰影のみの表現になりました。
選択範囲で特定の場所を囲めば部分的な修正も可能です。
1ピクセルの線を残す項目にチェックを入れた例。
少女マンガ風の、とても繊細な印象になりました。
選択範囲で特定の場所を囲めば部分的な修正も可能です。
こうなると元レイヤーの線画が邪魔になります。
Ctrlを押しながら元レイヤーをクリックし、選択範囲を取ります。
白色で塗りつぶし、無地の白地の完成です。
白地を残したまま線の修正が完了しました。
※線を細くする方法については目次より
「全体の線幅を最も手軽に変える方法(ClipStudioPaint) 」
も合わせてご参照ください。
※まとめ
・フィルタ機能を利用する
・元の線画は白で塗りつぶす
線を細くする・部分補正
この項目では特定の箇所をピンポイントで修正する方法をお伝えします。
最も手っ取り早いのはやはりベクターレイヤーです。
まずは元となる素材を用意します。
レイヤーを右クリック、もしくはレイヤータブから
レイヤーの変換→ベクターレイヤーをを選びます。
白地入りの作画をベクターレイヤーに変換すると、自動的に白地が消滅してしまいます。
白地を残すため、元のレイヤーを残すにチェックを入れてOKボタンを押します。
元画像の線画は邪魔なので、必要がなければ消します。
Ctrlを押しながら元レイヤーをクリックし、選択範囲を取ります。
白色で塗りつぶし、無地の白地の完成です。
線幅修正ツールを選択し、修正したい部分をなぞれば
輪郭線の線幅を自由に変えられます。
※ツールパレットの設定はセルシス公式サイトをご参照ください。
しかし小さなサイズのオブジェクトをベクター変換した場合、
著しく精度が下がるという弱点があります。
そこでベクターレイヤーを使わない方法を実践します。
元となるレイヤーと、太く補正した線画の2枚を用意します。
2枚がピッタリ重なった状態で、線画は元レイヤーの上に置きます。
上に細い線画。下に太い線画と白地がある状態です。
・全体の線幅を最も手軽に変える方法 ・線を細くする・全体 の項目をご参照ください。
Ctrlを押しながら元レイヤーをクリックし、選択範囲を取ります。
次に選択範囲の境界線を表示ボタン(青枠内)を押します。
こうすると選択範囲の境界線が非表示になり、輪郭の編集がしやすくなります。
やり直しを想定し、修正用のレイヤーを新たに作って作業します。
手持ちの削りブラシやエアブラシを使い、白色で元の線画を削ります。
下の太い線画が消え、強弱がつきました。
少し注意したいのが、白色で削ってもグレーの線がうっすらと残ります。
レイヤーを結合するとグレーの線は消えますが、
最終的に各レイヤーを結合した状態が正しい線の見え方になります。
消しすぎに注意しましょう。
上が補正後、下が修正前の元画像です。
印象がかなり変わりました。
この方法は既存の背景素材や3DLT線画にも応用できます。
仕上がりの印刷チェックと合わせてお試しください。
また、自分好みに線修正した素材をブラシ登録すれば
更に使い勝手の良いブラシに生まれ変わります。
※加工素材の二次配布は著作権違反になります。ご注意ください。
※まとめ
・ベクター変換で手っ取り早く
・太さの違う線画を2重ね、一方を削る
・元の線画は白で塗りつぶす
線を太くする(ComicStudio4)
この項目ではComicStudio4で線を太くする方法をお伝えします。
ComicStudioの線修正方法はベクターレイヤーのみに絞ります。
ComicStudioのベクターレイヤーや変換機能はとにかく優秀です。
まずは元となるブラシスタンプの画像を用意し、
レイヤーを右クリック、もしくはレイヤータブの項目からレイヤーを複製します。
複製したレイヤーをベクターレイヤーに変換します。
ここで必ず行いたいのがベクター設定です。
補正の数値(青枠)が低いほどベクター変換の精度が上がります。
ただし数値を下げすぎるとファイル容量が重くなります。
適切な数字を選んだらOKを押します。
大半のブラシ素材にはこのような白地が入っています。
この白地は作業の効率化にとても効果的ですが、
ベクター変換をすると白地が自動的に消滅してしまいます。
線幅の修正は複製したレイヤーに行うのがベストです。
それでは線幅の修正を開始します。
まずは輪郭線のみを太くする方法です。
白地の入った元レイヤーを上に、線画のベクターレイヤーが下になるよう並べ替えます。
こうすることで白地の後ろから太くした線がはみ出し、輪郭のみを太くできます。
線を太くする方法は2つあります。
1つ目はベクターレイヤーの線画を選択範囲で囲み、
フィルタタブから線補正→線幅修正を選択します。
指定幅で太らせるを選択し、任意で数値を設定します。
選択範囲で特定の場所を囲めば部分的な修正も可能です。
もう1つは線幅修正ツールを使います。
線幅修正ツールはツールパレットに下図4種を並べると非常に使い勝手がよくなります。
例は左から
・部分的に細くする ・線全体を細くする ・部分的に太くする ・線全体を太くする
という設定になっています。
※ツールパレットの設定はセルシス公式サイトをご参照ください。
太くしたい部分をツールでなぞれば輪郭線の線幅修正は完了です。
元レイヤーの白地を非表示にした状態。
白地は必ず残しましょう。
輪郭線の細い素材や、素材をポップな印象に変えたい時にも有効な方法です。
次に部分的な線修正を行います。
元となるブラシスタンプ画像を用意します。
先ほどと同じ手順で複製したレイヤーをベクターレイヤーに変換します。
先ほどと同じ手順で
線幅修正したい部分をツールでなぞれば輪郭線の線幅修正は完了です。
この方法は既存の背景素材や3DLT線画にも応用できます。
仕上がりの印刷チェックと合わせてお試しください。
また、自分好みに線修正した素材をブラシ登録すれば
更に使い勝手の良いブラシに生まれ変わります。
※加工素材の二次配布は著作権違反になります。ご注意ください。
※まとめ
・コミスタのベクター機能はとても優秀
・レイヤーの順序は白地が上、太い線画が下(※輪郭線を太くする)
線を細くする(ComicStudio4)
この項目ではComicStudio4で線を細くする方法をお伝えします。
ComicStudioの線修正方法はベクターレイヤーのみに絞ります。
ComicStudioのベクターレイヤーや変換機能はとにかく優秀です。
まずは元となるブラシスタンプの画像を用意し、
レイヤーを右クリック、もしくはレイヤータブの項目からレイヤーを複製します。
複製したレイヤーをベクターレイヤーに変換します。
ここで必ず行いたいのがベクター設定です。
修正の数値(青枠)が低いほどベクター変換の精度が上がります。
ただし数値を下げすぎるとファイル容量が重くなります。
適切な数字を選んだらOKを押します。
ベクター変換をすると線が太くなりますが、カンタンに修正できるので問題ありません。
線を細くする場合は修正前の下準備として、元レイヤーの線画を消去します。
Altキーを押しながら元レイヤーをクリックし、選択範囲を取ります。
白色で塗りつぶし、無地の白地が完成しました。
この白地は作業の効率化にとても効果的です。
ベクター変換、線幅の修正は複製したレイヤーに行うのがベストです。
それでは線の修正を開始します。
線を太くする方法は2つあります。
1つ目はベクターレイヤーの線画を選択範囲で囲み、フィルタタブから線補正→線幅修正を選択します。
指定幅で細らせるを選択し、任意で数値を設定します。
この方法は線全体の修正に有効ですが、選択範囲で特定の場所を囲めば部分的な修正も可能です。
※コミスタの線幅修正はベクターレイヤーでのみ行えます。
もう1つは線幅修正ツールを使います。
線幅修正ツールはツールパレットに下図4種を並べると非常に使い勝手がよくなります。
例は左から
・部分的に細くする ・線全体を細くする ・部分的に太くする ・線全体を太くする
という設定になっています。
※ツールパレットの設定はセルシス公式サイトをご参照ください。
細くしたい部分をツールでなぞれば輪郭線の線幅修正は完了です。
↓ 修正後
↓修正前
白地もきちんと残っています。
ベクター変換をすると細かい部分が多少荒れますが、
よほど大きなサイズでない限り印刷にはさほど影響しません。
更にトーンを貼ってごまかせば大抵は気づかれないでしょう。
この点は個人のこだわりや素材にもによるので、
気になる場合は印刷チェックをお勧めします。
以上の方法は既存の背景素材や3DLT線画にも応用できます。
また、自分好みに線修正した素材をブラシ登録すれば
更に使い勝手の良いブラシに生まれ変わります。
※加工素材の二次配布は著作権違反になります。ご注意ください。
※まとめ
・コミスタのベクター機能はとても優秀
・元の線画は白で塗りつぶす