どこまでも続く平原は遠近の表現が最大のポイントです。
ただの草でなくススキの平原となると、その手間は未知数。
脳が考えることを拒否してしまうレベルです。
このページでは遠近表現を兼ね備えたススキ4種のブラシを使い、
どこまでも続くススキの平原の描き方をご紹介します。
ブラシ素材の基本は こちら
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遠近ブラシを使い分ける・ススキの平原メイキング
はじめに遠景のススキを描きます。
ススキ遠景用ブラシを奥から手前にかけてストロークします。
新規レイヤーを作り、中間のススキを描きます。
ススキ遠景用ブラシを先ほどより強い筆圧でストロークします。
うまくいかない場合はブラシ筆圧のチェックをはずし、
固定サイズでストロークしましょう。
新規レイヤーを作り、さらに手前の中近景のススキを描きます。
通常のススキブラシでスタンプするだけでOKです。
最後に最も手前のススキを描きます。
近景用ススキリボンをストロークして、ススキの形を作ります。
一番手前のススキに白フチをつけます。
ススキの形がしっかりと目立ちました。
新規レイヤーを作り、ススキ遠景用ブラシで白い隙間を埋めます。
さらに新規レイヤーを作り、隙間に草を描きます。
各パートごとにレイヤーを分けると後の仕上げがラクになりますが、
自分が把握できる範囲でとどめるのがベストです。
※白草ブラシ使用
最下部に陰影のレイヤーを作ります。
トーン削りブラシ・黒色で柔らかな影をつけます。
手前にもグラデーショントーンで陰影をつけます。
中間のススキに白フチをつけます。
手前にもトーン削りブラシで陰影を追加します。
最も手前のススキにグラデーションを貼ります。
ぼかしフィルターでぼかし、カメラのピンボケのような処理をします。
奥に薄い空トーンを貼ります。
※もや雲ブラシ使用
Ctrl+レイヤークリック(コミスタはAlt+レイヤークリック)で
中近のススキの選択範囲を取り、グラデーションを貼ります。
中近のススキの穂が最も目立つよう、全体のグラデーション濃度を調整します
ススキの平原が完成しました!
※使用ブラシ
ススキ4種、白草、もや雲
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