余分な作業を徹底カット・枝マルチで骨組みを描く設定のコツ

クリスタ・コミスタのブラシ素材には様々なカスタマイズ要素があり、
設定変更で素材をより有用にお使いいただけます。

このページでは枝ブラシで枯れ木を描くブラシ設定についてお伝えします。

ブラシ素材の線幅補正方法はこちら

ブラシ素材の基本的な使い方は こちら

枝マルチで大木の枝を簡単に描く設定

枝ブラシ素材を使うと、下図のような木の骨組みを簡単に描くことができます。

まず最大サイズでスタンプした枝を核として
放射状に枝をスタンプしていきます。

しかし一本ごとに大きさや向きを変えるのは大変です。

そこでブラシ素材の設定を変えます。
向きの設定画面を開き、線の方向を選択します。

※コミスタの設定（クリスタと異なります）

ストロークのみで放射状の描画が可能になりました。

更に自然な表現を出すため、ブラシサイズと間隔の設定も変更します。
（細かい数値は任意で）

核となる枝を元に、幹に近い内側ほど筆圧を強く、
枝先の外側ほど筆圧を弱く描きます。

切れ切れのラインをランダムな筆圧で描く感覚ですが、
基本的には好きなように描いて問題ありません。

上手く描けなかった部分はスタンプで補足し、ひとまず完成です。

葉を乗せる場合は上手く隠せば良いのですが、
枯れ木の場合は切れ切れの切断面が気になります。

黒ペン加筆で隣接する枝と接合し、
中心となる枝（幹）も若干太くして完成です。

クリスタはコミスタと比べて、細かな向きの変更がとても不便です。
設定を利用してスムーズで便利な描画に挑戦してみてください。

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