広範囲の森を手描きで描くのは気の遠くなる作業です。
特に上空から見たフカンの森は木々の数が膨大で、
たとえブラシ素材を使っても見た目が単調になりがちです。
「雪山の遠近感や雰囲気が出ない」
「どうしても単調になってしまう」
そんな方のために、このページでは雪杉ブラシ素材を使った
雪山・雪杉の森の描き方のコツを解説していきます。
ブラシ素材の基本は こちら
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遠近感を意識しよう・雪杉の森の描き方
まずは写真を参考にしながらラフを描きます。
絵の完成度をあげるには、参考資料は欠かせません。
最奥には山の稜線を描きます。
森の最奥部分、山との境目に黒色でラインを引きます
※雪ブラシ内・積雪リボン使用
奥から手前にかけて、雪杉ブラシをストロークします。
再び黒色のラインを引き、上から雪杉ブラシをストロークします。
手前に行くにつれ、ブラシサイズを大きくしていきましょう。
最奥部分はこれで完成です。
※杉ブラシ使用
同じ要領で手前の中間部分にも雪杉の森を描いてきます。
このように黒色のラインで「それぞれの奥行きの境目」を分けると、遠近感が出ます。
(これがないと、遠近がわかりにくい空間になってしまいます)
手前にも雪杉の森を描いていきます。
大きさを意識し、杉ブラシと雪杉ブラシを交互に使っています。
最も手前にある雪枝を描き、回転して位置を整えます。
奥行きごとにレイヤーを別にすると、このような編集に便利です。
※雪枝ブラシ使用
山部分の選択範囲を取り、にグラデーションを貼ります。
山の影をつけます。
※雪ブラシ内・積雪リボン使用
空部分の選択範囲をとり、空トーンを貼ります。
湖面のグラデーションを貼り、湖の縁を消しゴムで消します。
雪杉ブラシの向きを変え、湖面に映る雪杉をスタンプします。
粒状のエアブラシで遠方のブリザードを描きます。
奥の部分にホワイトトーンをかけ、更に遠近感を出します。
手前にも雪を描きます。
雪が降っている状態なので、空の雲を消しました。
一見複雑に見える雪杉の森が、たったの20分で完成しました!
このようにブラシ素材を使えば大幅な時間短縮ができます。
ブラシ素材はそのまま使ってもよいですが、
写真を見ながら工夫し、遠近を意識するだけでレベルが数段あがります。
是非ご利用ください。
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