ひびは荒廃や破壊、大地の乾燥を現し、漫画の演出によく使われる表現です。
縦横無尽に伸びる「ひび」の表現は木の枝に似ており、
一つ一つ描くのは大きな手間になります。
そこで便利なのがこの「ひびブラシ」
向きの設定で様々な応用が利く、とても便利なブラシ素材です。
このページではひびブラシを使ったクレーターの描き方をご紹介します。
ブラシ素材の基本は こちら
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¥1,200.00
ひびブラシ素材・クレーターのメイキング
必要事項は動画でご紹介していますが、以下テキストで解説をしていきます。
始めにクレーターの円周を「ひびリボン」ブラシ素材で描きます。
文字通り円の形にストロークすればOKです。
更にもう一周ぐるりと描き足します。
円の中のひびを消しゴムで消します。
円の外側の選択範囲を取ります。
ひびブラシ素材の設定を以下のように変えます。
クリスタ(左)、コミスタ(右)
上記の設定に変えたら、赤矢印のストロークでぐるりと一周。
放射状のひびが描けました。
「ひびリボン」ブラシ素材で外周のひびを延長、追加します。
「ひびブラシ」の筆圧を調整、またはサイズを小さくして、
外周に細かなひびを追加します。
クレーター内部の選択範囲を取ります。
「クレーターリボン」ブラシで赤矢印の方向にストロークします。
円内部いっぱいにストロークした状態。
円グラデーションをかけ、高低差をつけたらクレーターの完成です。
お好みで斜線やベタを追加し、リアリティを調整してください。
次にパースの付いた楕円のクレーターを作成をしていきます。
ここまでは正円のクレーターと同じ作業です。
円の中心を「円の下側ギリギリ」に設定し、赤矢印に沿って
「クレーターリボン」ブラシ素材をストロークします。
円内部いっぱいにストロークした状態。
編集タブ→変形→拡大、縮小(もしくはCtrl+T)でクレーターの縦幅を縮小します。
グラデーションで影をつけてパースつきの楕円クレーターの完成です。
お好みで斜線やベタを追加し、リアリティを調整してください。
奥のパースが合わない場合は、外周の上部のみを変形します。
アクションや隕石破壊は慣れない方には未知の領域です。
クレーターやひびは面倒極まりない作業でしょう。
時間短縮や心のゆとり作りに、是非ご活用ください。
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