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ラクしてオリジナリティを出そう!モコモコ葉ブラシ(白)・木の描き方

木々や木の葉は最も登場頻度が高い作画です。

作画量が多い自然物は、効率的な作画方法をいち早く生み出すと
全体の作画スピードが大きく上がります。

 

そんな木の葉をあっさり描けるのがモコモコ葉ブラシ(白)。

このページではモコモコ葉ブラシ(白)素材を使った木のメイキングをご紹介します。

 

ブラシ素材の線幅補正方法はこちら

ブラシ素材の基本は こちら

 

 

モコモコ葉ブラシ(白)で描く木のメイキング

 

 

モコモコ葉ブラシ(白)はスタンプとストロークだけで葉が描けるブラシセットです。

上が近景用下が遠景用のブラシスタンプです。

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同梱のリボンブラシは更に細かいアレンジが可能なストローク用ブラシです。
こちらも遠景、近景の2種類があります。

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それでは木の葉を描いていきます。
まずは土台となる木の幹と枝を描きます。

※幹枝根ブラシ・縦線白を使用

枝の大半は葉のスタンプで隠れてしまうので、木の葉から覗く枝を切れ切れに描いておきます。
描く必要のないものを描かないことも、大事な効率化のポイントです。

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更に細かい枝を追加します。

ここでは枝ブラシ(白)を使用していますが、ほとんどは葉で隠れます。
手描きの場合は葉を描き終えた後に描くと無駄がなくなります。

 

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新規レイヤーを作り、任意の場所にモコモコ葉ブラシ(白)をスタンプします。
※線の太い近景用は輪郭作りに適しています。

ブラシ素材にはこのように白地が入っています。
この白地を利用して作画を進めていきます。

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全体の輪郭を終えたら、細かな部分を修正します。

気に入りのパターンが出るまでスタンプを追加したり、
逆に不要な部分を白でつぶして、好みの形を作ります。

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リボンブラシ(近景用)を使い、枝と接する木の葉の輪郭を強調します。

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最下部に新規レイヤーを作り、枝と幹の後側の葉をスタンプします。

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最下部(最背面)の葉に斜線を入れて影をつけます。
※手描き風斜線ブラシ使用

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手前の木の葉の下、幹枝の上にも斜線で影をつけ、
木の葉の影が枝幹に乗るイメージで立体感を演出します。

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枝を目立たせるため、にベタのアクセントを入れます。

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木の葉の密度が均一なので、ムラを作ります。
新規レイヤーを作り、青丸部分をホワイトで塗りつぶしました。
※マスクを使用でも可。

赤丸部分には斜線を追加しています。

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Ctrl+レイヤークリック(コミスタはAlt+レイヤークリック)で、
木の葉の選択範囲を取り、任意のトーンを葉に貼ります。
白地の選択範囲を使えば、複雑な形も
一瞬でトーン貼りが完成します。

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最背面の葉も同じようにトーンを貼ります。
手前との差をつけるため、トーンの色を変えて多少差別化したら完成です。

パーツごとにレイヤーを別にしておくと、
このような仕上げや修正の小回りが利くので便利です。

 

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最終的なレイヤー構成です。
編集が完了した時点で不要なレイヤーは統合してOKです。

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白葉は一見シンプルなようで、描き込み作業がとても大変です。

 

手描きでは厄介な作画も、ブラシ素材を使えば
細かな形状は無視し、全体のバランスに気をつけるだけでOK。

是非ご利用ください。

 

 

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