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元の価格は ¥5,600.00 でした。¥4,680.00現在の価格は ¥4,680.00 です。
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¥1,700.00
乾いた荒野を描く・メイキング
自然風景を描くには写真を参考にすると、よりリアリティが出ます。
なるべく著作権に触れないものをチョイスしましょう。
参考写真を見つけたら、それを元に作画を開始します。
岩地面ブラシは筆圧でサイズが変わるよう初期設定されています。
まずは岩地面ブラシ(黒)をつかって
赤矢印の方向と筆圧で奥から手前へジグザグにストロークし、遠近感をだします。
好みのパターンが出るまで何度塗り重ねてもOKです。
残りの隙間と奥を岩地面ブラシ(白)で埋めます。
新規レイヤーを作り、奥に岩山を描きます。
ここでは「大岩ブラシ(白)横長」をスタンプしました。
把握できる範囲で複数のレイヤーに分けて描くと、後々の修正がしやすくなります。
奥の遠近を演出するため、削りブラシやペンで奥の部分を白く塗りつぶします。
透明色で削るとブラシの白地も一緒に消えてしまうので、
できるだけ白色での加筆をお勧めします。
新規レイヤーを作り、手前と奥に木々を追加します。
ここでは黒葉ブラシ(遠近用)、森ブラシを使用しています。
木々の印象を柔らかくするため、奥に行くほど薄くなるよう斜線で削ります。
・手描き風斜線ブラシ使用
バランス調整用に更に木々を追加します。
・手描き風森ブラシ使用
枯れ木を置いて荒野の雰囲気を出します。
・枯れ木ブラシ黒(白入り)使用
これでおおまかな作画は完了です。
最後に仕上げをします。
木々のレイヤーと岩地面のレイヤーの中間に薄いグラデトーンを貼ります。
各ブラシには白地が入っているため、
白地を利用するとトーンを切り取る手間が省けます。
用紙を透明にすると白地がまばらになっています。
せっかくなのでこれを利用します。
白地の下、最下部に薄いグラデトーンを貼りました。
岩地面の窪みの影が自動的に演出されました。
更に最下部に空にトーンを貼ります。
空トーンの色も白地の隙間に現れました。
湿地帯のようになりましたが、これはこれでありなので作業は完了です。
ブラシの白地はきちんと利用すれば作業効率をあげ、
思わぬ相乗効果を産むこともあります。
是非お試しください。
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