漫画素材工房の背景素材はパーツごとにレイヤーが別れており、
柔軟なカスタマイズが可能です。
このページでは 背景素材和室02を元に
月明かりをイメージした夜のシーンへと作り変えてみます。
背景素材の基本的な使い方は下記リンクをご参照ください。
●背景素材の基本
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元の価格は ¥4,680.00 でした。¥3,980.00現在の価格は ¥3,980.00 です。
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¥780.00
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¥0.00
背景素材で夜のシーンを作る
背景素材のクリスタファイル、またはコミスタファイルを開きます。
※以下、説明はクリスタで行っていますが、コミスタでも作業内容は同じです。
まずは下準備です。
影が濃くなる夜のシーンに合わせて行灯にベタ影を入れます。
小物フォルダの下にグラデーショントーン①を作成し、
背景全体グラデーションをかけます。
60L10%のトーンレイヤーをCtrlキーを押しながらクリック→選択範囲を作成します。
次に選択範囲のタブから選択範囲の反転をします。
※コミスタはAltキーを押しながらレイヤーをクリック。
クイックマスクをかけるとこのようになります。
この選択範囲を利用して、先ほど作ったグラデーショントーン①をカットします。
全体の濃度が上がり、光の印象が強調されました。
より自然な光の環を仕上げるため、
赤線の斜線部分にグラデーションをつけます。
新たなトーンは追加せず、グラデーショントーン①の上に
(黒色の描画色で)広範囲用のブラシを使ってなじませます。
※グラデーションを追加した例
次に背景素材の最上部にグラデーショントーン②を作ります。
月明かりの差し込む障子部分と、
それを受ける畳部分をうっすらと削ります。
新しく作ったグラデーション②はレイヤー移動ツールで網点をずらします。
※この作業を怠ると、印刷に反映されません。
最上部に新規レイヤーを作り、
「月光を受ける小物のアウトライン」をホワイトで軽く縁取ります。
小物とグラデーション①の間に新規レイヤーを作り、小物の影を追加します。
赤線のパースラインに沿って選択範囲をとり、
削りブラシや新規トーンでグラデーションをつけます。
夜のシーンが完成しました。
※変更前の昼仕様の背景素材(カケアミ非表示)
同じ背景素材でも時間帯が違うとガラリと雰囲気が変わります。
是非お試しください。
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