※2017年9月更新
空トーン素材はカラーに変換してご利用いただくこともできます。
このページでは「濃空トーン」「薄空トーン」を元に
その変換方法を2パターンお伝えします。
※この作業はクリスタでのみ可能です。
トーン素材の基本的な使い方は下記リンクをご参照ください。
●トーン素材の基本
カラーへの変換方法
①オーバーレイレイヤーを使う
1つ目の方法はオーバーレイレイヤーを使います。
カラーに変換したいトーンファイルを開きます。
各レイヤーのトーンモードを解除し、グレーレイヤーに戻します。
上にカラーで新規レイヤーを作り、オーバーレイモードに変更します。
お好みの色でカラーグラデーションをかけます。
レイヤーを複製すると色がハッキリします。
消しゴムや透明色のブラシで色や濃度を微調整できます。
編集タブ→色調補正→色相、トーンカーブなどからも色と濃度の調整が出来ます。
トーン素材はモノクロ用のため、削り部分が粒子状になっています。
「ぼかしフィルター」を使うとカラーに馴染みます。
②下地と結合する
2つ目のやり方は下地と結合する方法です。
トーン素材のクリスタファイルを開き、カラーに変換したいレイヤーを選択します。
レイヤープロパティーのトーンボタンを押し、トーン素材をグレースケールに変換します。
※この作業はレイヤー結合前に必ず行ってください。
グレースケールに変換したトーン素材レイヤーを用紙のレイヤーと結合します。
トーン素材レイヤーを右クリックしてレイヤーの変換を選択します。
カラーを選択し、OKを押します。
編集タブの色調補正からカラーバランスを選択し、
好みの色に調整します。
グレースケールトーン素材のカラー変換が完了しました。
更にオーバーレイモードで空全体の色、
焼き込みカラーモードで雲の影を塗れば、より立体感が出ます。
※加工例
少しアニメ調のかっちりした空になりますが、
即席の空などに是非ご利用ください。
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