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細々描きこむ必要なし!毛ブラシ・短毛ブラシで白い狼を描く

ひたすら斜線を描き続ける毛の描写は、苦しくも楽しい作業です。
ですが締め切り前には大きな壁となり、量が多ければ地獄の試練となるでしょう。


それでもクオリティを落としたくない。
なんとか素早く楽に終わらせたい。

そんな方にお勧めしたいのが毛ブラシセット。
本来一つ一つ描くべき斜線をストロークのみで簡単に緻密に描けてしまうブラシです。

このページでは短毛ブラシを使って描く白いオオカミのメイキングをご紹介します。

 

ブラシ素材の線幅補正方法はこちら

ブラシ素材の基本は こちら

 

短毛ブラシで描く白い狼・メイキング

 

毛ブラシ・短毛ブラシは以下の6種構成です。

濃度や密度、長さの違うそれぞれのブラシを持ち替え、
細かい濃度調整やグラデーションを作れるのが特徴です。

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作業は毛の流れに合わせ、角度を変えながら行っていきます。
角度を変えることで、様々な毛の流れに対応可能です。

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ではまず白いオオカミの土台となるラフを描きます。

写真や実物(犬)を参考にすると、
何も見ないで描くよりも完成度が増します。

 

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ラフを元に絵の主役となる目と鼻を手描きします。

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新規レイヤーを作り、「毛(端)」ブラシを使い、輪郭をラフの通りになぞります。
把握できる枚数でパートごとにレイヤーを別にすると、後々の編集に便利です。

一本一本描けば大変な作業もストロークのみであっという間に終わりました。

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端ブラシには毛の流れに合わせた白地も入っています。
この手の作画で大変な白地作りも同時にこなせるのが特徴です。

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端の白ライン内側の選択範囲をとります。

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白く塗りつぶして、白地が簡単に作成できました。

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白地を作成したら毛の描写に取り掛かります。

新規レイヤーを作り、
「毛(黒)端・短」ブラシで口のラインをなぞって強調します。

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次に「毛(基本」や「毛(粗」、「毛(黒)端・短」ブラシを使い、
最も濃い部分の陰影を描きます。(耳と首、口の下)

複数のブラシを使うと濃度の微調整ができます。

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新規レイヤーを作り、
さらに「毛(基本)」や「毛(粗)」ブラシを使い、軽めの陰影を入れます。

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耳毛と眼の光をホワイトで描き加えて作業完了です。

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最終的なレイヤー構成です。
ここでは手順ごとにレイヤーを分けていますが、
レイヤー分けは自身が把握できる枚数でOKです。

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このように、毛ブラシを使えば大量の斜線を短時間で簡単に描くことができます。


是非お試しください。

 

 

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